空から降ってきた

 昨日、三次で、オタマジャクシが空から降ってきた、とのこと。
先日石川県でも、オタマジャクシや小魚が、多分、空から降ってきたのであろうという珍事が起こっている。
 理由はわかっていないようだ。
竜巻などの自然現象?鳥が空中ではき出した?などなど諸説があるようであるが、決定的な理由はわかっていないようだ。
なぜオタマジャクシなのであろうか?

 話変わるが、私の住んでいる地方には、ため池が多い。
そこには、たいていの場合、なぜか、いわゆる外来魚、というのが住んでいる。ブラックバスブルーギルなど。本来は日本に棲息していなかった魚たちである。
たぶん、釣りを趣味とする人たちが、放流したのであろうと思っていた。
 以前、山間のかなり奥まったところにある池で、何気なくのぞいたら、やはりブルーギルがいたのを見て、ビックリしたことがある。
なんでわざわざこんな、へんぴな所に?こんな所まで来て釣りをするのだろうか?ご苦労なことである。と思ったのだ。

 なんでこんな所に外来魚が?と、ふと漏らした私の言葉をきいて、当時小学生だった息子が一言。
 空から降ってきたんじゃないの?
 
 今回の件で、それを思い出したのである。
自分の趣味、もしくはもうけのために生態系を全く考えずに放流する人がいる、と考えるより、空から降ってきた、と考える方が、よほど夢がある。