順序が大切

帯

 小学4年生の息子の国語の宿題。かどです。漢字ドリルを、「かど」と省略して言っています。ちなみに、計算ドリルは、「けど」です。学校ぐるみで、このように呼んでいるようです。私はこれには賛成できません。
たとえめんどくさくとも小学生の時期は、モノの名称を略さずに正しく呼び、記すべきと思います。基礎を理解していない時期に、手っ取り早く簡単に、楽に呼べ、記せる方法を選んではいけないと思います。応用は、基礎ができてから。略すのは、その言葉の意味をほんとうに理解できてから。
 最近言葉の乱れが話題になることがありますが、残念なことに、小学校がすでにこの状態です。「きもちわるい」を、「きもい」と子供が言ったとしても、しかたありません。小学校がこの方法を推奨している(?)のですから。
 さて、その「かど」に、「地帯」という言葉が載っていました。子供が「帯」を書くのを見て、私が一言「書き順が違うだろ。」
子供「これであってる。」
そこで、調べてみると、実は私が間違っていました。
まず横線ーを書きます。その後、左から、縦線を三本引いて、その後に横線を引くのが正解。私は、最初の横線のあと、山という字のつもりで、その書き順で書いていました。いままで間違っていたのです。
 書き順で思い出しましたが、右と左と、よく似ている漢字ですが、書き順は全く違いますよね。右は、まず、ノで、その後に横棒。左は、まず横棒で、それから、ノですよね。頭では知っているのですが、実際書くときは、どちらも、横線から書いています。
 だから、字が汚いのかな。なんとなく納得。