有朋自遠方來、不亦楽乎

朋あり遠方より来たる、亦楽しからずや。*1
小学生時代の友人が来てくれました。久しぶりに、一緒に居酒屋へくり出しました。特に話すことなんかありませんが、なんとなく気分の落ち着くひとときです。
小学校3〜4年時に同じクラスでした。よく一緒に遊んだものです。あの頃が懐かしい。子供時代の共通の話題がある、なんて不思議なものですね。
過去を振り返るようになると、その人は歳をとった、ということ。何かで読んだことがあります。でも本当に、あのころは良かったと思います。(その当時は早く大人になりたいと思っていたかも。)特に私の場合、父の仕事の都合であちこちに転居してますので、小学生時代の街には、もう何年もいっていませんから、いっそう、その時代が美化されてしまうのかもしれません。
ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの*2
好きな一節です。

よく考えてみると、中学時代も、本当に良かったと思います。
同じように考えてみると、高校時代、大学時代も、本当に良かったと思います。

いまから何年かたった頃、あのころは良かった、と、今を言えればよいのだが。

*1:論語

*2:室生犀星、叙情小曲集より