山茶花

 そろそろサザンカの花も散ってきました。私はサザンカとツバキの違いが、いまいち解っていませんが、花がぼとっと一塊でおちるのが椿。ハラハラと一枚ずつ散っていくのが山茶花。と聞いています。
 庭に他の花がないこの時期に、見事な赤い花を咲かせてくれます。街中で見る山茶花の垣根も見事です。
 ところで、以前から疑問に思っていました。なぜ、虫のいないこの時期に、虫を誘うような見事な花を咲かせるのだろう?虫媒花のはずだが、この時期に虫がいるのか?虫は寝ているはずだから、もしかして、風媒花?風媒花なら、こんな見事な花をつけなくてよかろうに。もしかして、人間をよろこばすための戦略か?
 これって、私の勘違いでした。へんな思い込みでした。誘うような花を咲かせるのには、虫媒花のみではなく、鳥媒花もありました。今日息子の理科の問題集にでてました。冬は虫ではなく、鳥か。
 小学生の問題集で、長年の疑問が氷解しました。もっと理科の勉強しておけば良かった。