悪意のない嘘

 エイプリルフールは、嘘をついても良い一日、ということになっています。
でも、おそらく、その日よりも、もっと沢山の嘘が横行する日は、たぶんこの日。
昨晩は世界のあちこちで、赤い服を着た、ひげのおじいさんが活躍されたことと思います。
いったい何がもらえるのだろう、小さな胸をわくわくさせながら、多くの子供たちが今朝を迎えたことと思います。
クリスマスは、キリスト教の関係の行事ですので、本来は日本にはほとんど関係ないものです。でも、なぜか大いに盛り上がる一日です。スーパー、商店街、街のどこへいっても、メリークリスマス。多くの日本人は、この日はケーキを買いに行きます。この日は多くの日本人はクリスチャンです。我が家でも、昨日はクリスマスケーキを家族で食べました。ちなみに、我が家は一応、浄土真宗です。大晦日は、お寺に除夜の鐘を突きに行こうと思っています。ちなみに、お正月は、神社に初詣にいこうとも考えています。あるときはキリスト教、あるときは神道、実は、仏教。その実態は、無宗教か。困ったときは神頼み。ついてないことが続くと、お祓いに行く。アーメン。仏様、どうか迷える子羊にお慈悲を?
キリストや、天照大神や、お釈迦様に嘘をついている訳ではありませんが、なぜか、そんな状況です。節操がない、と言ってしまえばそれまでですが、おそらく多くの日本人はそんな状況かもしれません。こんな多神教?がよいのか悪いのか。よく考えてみると、神樣方に、嘘をついているのじゃないか?とも思うのですが。よく言えば生活の知恵ですか。
世界のあちこちで、紛争、戦争、暴動が起こっていますが、宗教がらみが多いようです。日本人の知恵を輸出すればよいと思うのですが。でも、たぶん受け入れられないでしょうね。