越冬形態

 アゲハチョウは、蛹で。カマキリは、卵で。
 これは何かというと、越冬時の形態(ライフステージ)です。
 私の好きな蝶でも、種類によって違います。成虫のみで越冬する種は、ヒオドシチョウ、ルリタテハ、キチョウ、ウラギンシジミ、ムラサキシジミ、など。蛹では、アゲハチョウなど。幼虫では、オオムラサキベニシジミなど。卵では、ミドリシジミの仲間など。
 このように、蝶でも、越冬の仕方が種類によって違います。
 それでは、カブトムシは、冬は幼虫ですか?蛹ですか?
それでは、セミは?トンボは?ハエは?カは?
 結構難しいでしょう。わかりますか?
 ところで、つい先日、息子がお風呂を掃除していたとき、突然叫びました。*1
 お父さん、ゴキブリがいる!!
 冬にゴキブリか?急いで行ってみると、ゴキブリの小さな赤ちゃんがいました。黒い粒がのそのそと、お風呂の縁を歩いていました。寒いのか、動きが緩慢でした。かわいそうだが、抹殺しなければ。と思い、ティッシュペーパーを取りに行き、急いで風呂場に戻ったのですが、そのときはもういませんでした。近辺をくまなく探しましたが、どこにも見つかりません。さすがごきちゃん。逃げ足は早い。
 ところで、ゴキブリって、越冬形態は幼虫?ふと考えたのでした。
 身近な昆虫なのに、よく知りませんよね。

*1:お風呂の準備は、息子の仕事です。